EPDS Integration ~ テクノロジー × バックオフィス業務の融合 ~
EPSデジタルシェア株式会社
代表取締役 鈴木 雅義
事業概略
当社は、EPSグループのIT事業を担っていた『EPテクノ株式会社』とEPSグループの人事・総務・経理などのバックオフィス業務を担う『株式会社イーピービズ』の組織を統合し、社名を『EPSデジタルシェア株式会社』に変更して2021年に新たなスタートを切っています。そしてテクノロジーの力とバックオフィス業務の融合を通じて、グループ全体の課題解決と効率化を推進することで、利益の創出に貢献しています。
タイトルにもEPDS Integration とある通り、当社の経営計画における重要なテーマは「融合(Integration)」です。
IT事業とシェアード事業は分かれていることが一般的ですが、両者を融合させることで、業務の効率化を図り、グループ全体が事業に注力するための余力を生み出すことが当社の重要な役割の1つです。これを実現するために、当社にはグループ各社から様々な人材が集まっています。
当社の強み
グループ全体としてテクノロジーの活用やデジタル化を重要視していますが、最終的にITツールを活用して業務を行うのは人です。目の前の業務を作業としてこなすのではなく、一人一人が高い専門性とマネジメント力を発揮することで、単なるサービスからソリューションへと発展させることを当社では目指しています。
また、IT、シェアードのそれぞれの立場だけで仕事をしていると、前後の工程を担っている他部門のニーズや課題を見落としてしまいがちです。しかし、他部門と協同することで、これらのニーズや課題を把握し、より効率的なサービスを提供することができます。
さらには、グループを俯瞰して業務を進めることで、最適な価値を提供できることも当社の強みと言えるでしょう。
今後の展望
まず、既存事業の拡大を引き続き進めていきます。それに伴い、新たなビジネスモデルを構築する必要も出てくると思います。最新のテクノロジーを取り入れ、専門性を突き詰めることで、高度化していくグループの事業を支えていくことが求められます。そうした中で、当社の業務に様々な変革が起きていくのが理想です。
すでに起きている変革の例として、テクノロジーの力とバックオフィス業務の融合によって生まれた当社オリジナルのサービスがあります。それは、ITインフラ、業務システム、バックオフィス業務の3つを共通基盤として融合させ、ワンストップ型のサービスとして提供するというこれまでにないものです。
今後も最新のIT技術を取り入れ、顧客に最適な価値を提供するため、業務に変革を起こしていきたいと考えています。
求める人材
こうしたビジョンを掲げる中で当社が今求めている人材は、専門性に加え、コミュニケーション力、リーダーシップ力など、何かしら自分の武器を持って「エキスパート人材」となり、主体的・能動的に行動できる方です。
医薬品開発業界で求められる品質やセキュリティレベルは非常に高く、それに見合った管理基盤、ITインフラを用意するには高度な専門性が求められます。シェアード事業においても、グループ会社の業務を理解し、支援していくためには、高度な専門性が求められます。
専門性を高め、「エキスパート人材」たる自分自身の武器に磨きをかけ、自身のキャリアに誇りを持ち、主体的に動く社員を当社は全力で応援します。
5つの「はたラク」でサポート
当社は5つの「はたラク」を人事ポリシーとして掲げています。「はたラク」という言葉には、「はた 〈傍にいる人・隣にいる仲間〉 の仕事を 〈楽しく〉・ 〈ラク〉にする」=「自分たちの仕事を楽しく、ラクにする」という想いが込められています。
5つの「はたラク」の頂点にあるのは「はたラク未来」、すなわち「社員の未来」を頂点とし、その未来に向けて個々が活躍するための「はたラク舞台」と、互いの多様性を尊重しながら各自が最高のパフォーマンスを出せるような「はたラク環境」を用意します。そして、挑戦のきっかけとなるような教育支援で「はたラク成長」を促し、その挑戦・その頑張りに見合った「はたラク対価」も重視しています。
これら5つの「はたラク」が互いにつながり合い、循環していくことで、社員の未来、会社の未来がつながっていくことを願っているのです。
最後に
IT事業とシェアード事業が統合し、歩んできたこの3年間、全てが上手くいったわけではありません。ただ、石の上にも3年。ようやく変革の土台が出来上がってきました。
ここからは、「ホップ・ステップ・ジャンプ」で言う「ステップ」のステージに上がりたい。今そのステージに向けて飛び立つために皆で手を取り合い、さらに前進しようとしているところです。
もし当社で「はたラク」ことに少しでもご興味を持っていただけましたら、ぜひ当社で「はたラク」仲間となり、ともにつながりませんか。そして、皆で未来を描いていきましょう。